信州の山旅      木曽駒が岳 宝剣岳 千畳敷カール      2008/07/17
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− 快晴の木曽駒が岳 −

待ちに待った信州へ行く日がやってきた。

予定では今日は伊吹山でも散策して駒ヶ根のホテルでゆっくりするつもりだった。

しかし、今日はよい天気だが明日は雨の予報。

急遽、今日木曽駒が岳に登ることにする。

朝1時過ぎに家を出て駒ヶ根を目指す。

4時までに中国道に乗ると深夜割引で4割引となる。

快調に飛ばし、恵那で給油して7時前に菅の台駐車場着。



平日でもあるし朝早いのでバス待ち客は少ない。



7時12分のバスで出発。7時45分しらび平着。



すぐにロープウェイが出発する。

窓から振り返ると南アルプスの向こうに富士山が顔を出した。



ロープウェイの中に南アルプスの写真と説明版がある。

まさに説明板通りの南アルプスの眺望。



秒速7m 所要時間8分で一気に、1661mから2612mの千畳敷の駅へ。

駅から外に出て南アルプスの眺望を楽しむ。



甲斐駒ヶ岳の左には奥秩父の山並みまではっきりと見える。



素晴らしい天気。

胸がわくわくする。



以前来たときは、雨とガスで何も見えずがっかりしたが、今日は最高。



信州駒ヶ岳神社にお参りしてまずは乗鞍浄土を目指す。

8時14分出発。



キバナノコマノツメが早速お出迎えしてくれる。



ショウジョウバカマが花の盛り。

コバイケイソウはまだ蕾も出ていない。

今年は遅いみたい。



サンカヨウが初々しい



残雪が多く花は少ない



残雪の中を千畳敷カールの上部を進む。



千畳敷カールを見下ろすと雪が解けたばかりのようで花の姿が見えない。

少し早く来すぎたかな?



八丁坂から急坂となるが雪がかなり残っており雪渓の中を登っていく。



振り返ると素晴らしい眺望



花もないので黙々と登る。



雪が見えなくなると花たちが一斉に咲いて出迎えてくれる。



ハクサンイチゲやコイワカガミが一面に咲いて朝日に輝いている。



ハクサンイチゲは岩山に似合うなあ。



コイワカガミのピンクがとても鮮やか



ツガザクラが岩の斜面に密かに咲いている



ミヤマダイコンソウ



イワベンケイ



ミヤマシオガマ



右はミヤマタネツケバナ(ミネガラシ)



左はチシマアマナかな?

 

ミヤマシオガマの群生は一際目を引く



クモマスミレ 葉の先が尖っている



タカネツメクサも群生している



イワツメクサ



イワベンケイ



アオノツガザクラとゴゼンタチバナ



キバナシャクナゲとミネズオウ



いつの間にかみんな追い越して岩の階段道となる

前回はガスの中で苦しい登りだったが、今日は天気が良くてルンルン



9時11分極楽浄土に着く

若者が話しかけてくる。

「この山域にはよく来るが今日の天気は最高。朝には立山までくっきり見えた」



おごじょの募金箱



青いのが宝剣山荘。奥の赤い屋根が天狗荘

宝剣岳の前で記念撮影



前回登山禁止だった宝剣岳に向かう

駒ヶ岳の左に木曽の御嶽山



大きな岩を乗り越えていく

コケモモの蕾かな?ピンクで可愛いね。



オットセイ岩も眼下に見える

振り返れば木曽駒が岳が中岳の向こうに顔を出す



ミヤマキンバイが岩にへばりつくように咲いている



登山道はいろいろなルートがある

だんだん岩が大きくなりよじ登るようになる



垂直に近い岩も足がかりがしっかりしているので登りやすい



岩の隙間にイワウメとイワヒゲ



振り返ると木曽駒が岳が美しい



頂上近くのトラバース道は右下が垂直の崖

鎖にしがみつき通過する。

足下を撮影できなかった



檜尾岳2728mが正面に見えると回り込むようにして宝剣岳頂上2931m

9時42分

下の鎖の所から若い男性の声が..

「この鎖を渡るとそこに行けるんですかぁ〜」

「ものすごく怖いんですけどぉ〜」

励ましたらやっと頂上にやってきた。

記念撮影をお願いする。



頂上岩横のほこら

ここから岩の上へは足がかりがあるので途中まで登り岩の天辺に手を付くが、

てっぺんに登るとそのまま向こうに落ちてしまいそう。

しばし考えて「天辺にさわったから良しとしよう」



中岳から木曽駒は平らな平原みたい



伊奈前岳2883mへの稜線は美しい



空木岳2863m南駒ヶ岳2841mへと続く中央アルプスの山々が手に取るように見える



駒ヶ根の町の向こうに南アルプスが連なる

塩見岳3052mの左に富士山



先ほどの男性が写真を撮ってくれと言う。

それもポーズを変えて縦横数枚

おまけに携帯でも二枚。

早速携帯で誰かに写メール

楽しそうに報告している。

彼女かな?

よほど嬉しかったみたい。

下りの鎖場は足の下が見えて足の届かないところは岩を飛び移らないといけない。



岩場を下ると宝剣岳の影が。

慎重に下っていくと夫婦連れの奥さんがこれ以上進めないと立ち止まっている。

旦那さんが、「怖いと思うから怖いんだ」と怒っている。

家内が「私でも行けたんですから」と励ますと渋々登っていった。



ハクサンイチゲと青空





宝剣山荘の横を木曽駒が岳に向かう。

いつの間にか登山者が多くなった。



コマクサの群生地は天狗荘のすぐ近くにあった

前回は雨とガスと強風でカメラが吹き飛ばされてしまった。

細尾根かと思っていたら平原のような場所だった。

天候が悪かったので数メートル先の山荘さえ見えなかった



左は葉がギザギザなのでヤマハタザオ?

ピンクのツガザクラが一面に咲いている。



ミネズオウ

巻き道を左に分けて中岳へ向かう



振り返ると宝剣岳



岩場にはチングルマの群生



10時38分中岳着



中岳を下るところにも高山植物が群生している

イワヒゲも可愛いなあ



オヤマノエンドウが青い絨毯のように咲いている

その中にピンクのミヤマシオガマ



ハイマツの向こうにお花畑




駒ヶ岳の登りになるとコマクサが足下に沢山咲いている

キバナシャクナゲも綺麗な花を咲かせている



コケモモとミツバオウレン



ツガザクラの実かな?



11時11分木曽駒が岳山頂



方位板はツルツル



前回が嘘のような素晴らしい天気



雲がわいてきて立山方向や北アルプスは見えない

みんなのんびりしている



山頂から中岳、宝剣岳そして空木岳



二つの神社にお参り

またやってきましたよ



お地蔵さんは相変わらずひょうひょうとした顔で迎えてくれた



みんな思い思いの場所で昼食

木曽前岳の見える場所では外人の女の子達



ゆっくりと昼食を楽しみ下山開始

眼下に木曽前岳と玉の窪小屋



宝剣岳と空木岳そして右には三沢岳2847m



木曽御嶽山と乗鞍岳が雲に浮かぶ



時間もたっぷりあるのでのんびり下山

帰りは危険とかかれている中岳巻き道を行く



トラバース道に来て良かった。クロユリの群生に出会う。



クロユリに出会うとなぜか幸せな気分

岩場を行くと野鳥が多い




尾根道の味気ない道と違ってとても景色がよい



お花畑が続く



だんだん岩が険しくなる



遙か上に見える大岩をはい上がり回る。



突然、宝剣山荘が目の前

極楽浄土では大勢が昼食中

ツアーでは此処までの周回ルートが多いそうだ。



ガスが巻いてきた。カールに吸い込まれそう



オットセイ岩まで来るとツアー客の団体が乗鞍浄土を見上げてため息をついている。

可愛い女の子からあの稜線までどのくらいかかりますか?

と聞かれた。

行きたいけど時間も心配らしい。



雪渓では大混雑



振り返ると岩山が島のよう



下の道を千畳敷カールに向かう

13時43分着



日当たりの良いカールは暑いくらい



花の大きなシナノキンバイやミヤマキンポウゲが咲き乱れる。



月末あたりが花の盛りかな



ミツバオウレンとひょうきんな顔のコイワカガミ



ウラジロナナカマドと珍しい黒いショウジョウバカマ



6月下旬から咲き始めるというタカネザクラが満開

アシボソアカバナ絶滅危惧種



コケモモとミヤマアワガエリ



ムカゴトラノオとサクライウズ



もう一度カールの素晴らしい景色を目に焼き付けて下山



3時過ぎには駒ヶ根のホテルに着く

ホテルの前の湖畔でビールを飲みさわやかな風にうとうと



アップル豚がお出迎え



今日の食事はフレンチ

ちょっと上品すぎて...

飛騨牛のローストビーフは美味しかった(写真は一口食べています)



部屋の窓からは宝剣岳が正面に見えた。

千畳敷駅のホテルの灯が7時過ぎに点った。

9時には熟睡。

明日はやはり雨みたい。

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