女体山、讃岐矢筈山 2005/01/09
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− 今年の初山歩きはやはり女体山から。ちょっぴり雪も降ったよ!−

年も明けて、最初の三連休の中日というのに、疲れがとれなくて10時過ぎまで寝てしまった。

外は寒そうだが、天気もまずまず。公渕公園でも散策しようかと出かける。

三木町に向かうと、目前に女体山の男性的な山容が見えてくる。
やはり、とりあえずは、女体山にご挨拶して於かなくては!
と急遽前山ダム経由で大窪寺に向かう。



駐車場から仁王門に向かう。
この仁王門の文字が気になっていたが、医王山大窪寺の医王山と書いてあるらしい。
そう言えば昔、近くの内科さんの看板でもこの字は見たことがある。
何も知らない自分が恥ずかしい。



太子堂から本堂へ向かうと、大勢のお遍路さんがお参りに来ている。



葉を落とした銀杏の大樹がとても寒そう。



展望所に着き、コーヒーブレイク。
大滝山は、頂上に少し雪が見える。
胎蔵ヶ峰はいつもながら荒々しい山肌を見せている。



気温は低いが、風が通らない山道を登ると少し汗ばんでくる。

頂上近くなって、牡丹雪が降ってきた。

この写真じゃ雪は見えないよね。



車道を渡るとやはり女体山頂上へは通行止めテープがある。
先月、県の方とお話しした時は、きちんと説明板を設置すると言っていたのに、
これじゃ何の事やら解りはしない。

テープも殆ど千切られて、一番上の一本だけ残っている。

何人かくぐって下りてきたので私達もくぐっていく。

頂上に着くと誰もいない。耳が痛いほど寒くなってきた。



高松市内だけに日がさしている。
前田山から屋島の方は、雲が低く下りている。

祠の前でお弁当。



水は完全に凍っている。馬酔木のツボミだけが寒さに負けず元気だ。
祠のしめ縄が新しい。

あまりに寒いので、早々に下山。
車道に出る手前で、単独行の女性が登ってきた。
昨日もやってきて、頂上が気に入ったので今日も登ってきたとか。
観光客で近くに泊まっているのだろうか?

今日は、大窪寺から車道を登ってきたというので、道路の様子をお聞きする。
やはりまだ車は通行止めで、何カ所も土砂が道路をふさいでいるそうだ。
でも、歩いて登る人がいるらしく、踏み跡が付いているらしい。

車道に出た所でお遍路姿の団体に会う。
やはり通行止めのテープで、不安になり引き返そうとしていた。
頂上までは、登れますよと言って別れた。

様子を確かめに、車道経由で帰ろうと少し歩き始めたが、風が正面から吹き付け、
とてつもなく冷たいので、断念。

このままでは、歩き足りないので、矢筈山に登って帰ることにする。



矢筈山の登り初めは、少しの距離なんだけど、とても急だ。



でっかい鳥の足跡。岩場を登るのは一寸スリルを味わえて楽しい。



高松市街方向は、日がさしてビル群が輝いて見える。空は黒い雪雲。



八栗、屋島方向は、相変わらず天候が急変している。



讃岐富士方向

見晴らしの良い岩場に着くと、男性一人と柴犬が帰り支度をしていた。
大きな体で、きっちりと決めた黒ずくめの登山姿は、迫力があった。
高松から来られたらしい。

バンダナを首に巻いた小さな柴犬は、とてもおしゃれで愛想がよい。
途中まで私達を送ってくれた。



矢筈山にはまだ雪が少し残っていた。

虎丸山が夕陽に照らされて輝いて見えている。




寒々とした庭園を散歩の後、山門階段下のおみやげ物売り場で、サービスの葛湯をいただく。

此処の亭主は本当に商売上手だ。
つい、焼き餅やコンニャクのお土産を買ってしまう。

奥のテーブルで、焼き餅とお茶をいただきながら、お話をお聞きする。

ここの甘酒は自家製で、お粥から造り砂糖はあまり使っていないらしい。

亭主のご両親が、境内で甘酒売りをして、この店を建てたとの事。

今では、少し南に大きな料理屋も経営しているがたいしたものだ。

車に戻ると0.5度。寒いはずだ。

正月休みの寝ぼけ眼を覚ましてくれた、寒い初山歩きとなった。

今年もゆっくり里山歩きを楽しみたい。
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