土佐矢筈山1606m、小檜曽山1525m  2004/11/21
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−晴れたりアラレが降ったり、ちょっと残念だった土佐矢筈山−

昨夜の家族会議で、カヤハゲ、箸蔵街道、伊予冨士、土佐矢筈山の4つの候補の中で何処へ行こうか
なかなか結論が出ない。

カヤハゲは、車の移動時間が長い。箸蔵街道は一寸物足りない。
伊予冨士はもう少しして、霧氷の時期に行きたい。

と言うことで土佐矢筈山に決定。
以前、矢筈峠から小檜曽山まで、ピストンしたことがあるので、
今回は、京柱峠から小檜曽山、矢筈山までピストンすることにする。

5時35分出発。星空が綺麗だ。山の天気も期待出来る。



東祖谷山村の樫尾の、結構大きい集落を過ぎると、谷道川沿いに矢筈峠に抜ける、祖谷山林道との分岐に出る。
前に、矢筈峠に向かった時は、通行止めの標識があり、大型4駆の後を付いて走ったが、以前の私のSUVでは、
轍が深く何回も腹を擦ってしまった。
現在は、奥で工事をやっているため、林道は整備されているとか。

この分岐を通り越して、舗装してはあるが、くねくねした道を行くと、京柱峠に着く。8時10分

香川と愛媛の車が有り、すでに出発しているようだ。
2台だけとは意外と少ない。



高知方面を見ると、少し霞んでいて、雲海が見える。
山頂方向を見るとすでに、朝日が当たって輝いたように見える。



矢印に従い100mで小檜曽山登山口。
最初は細いが緩やかな道を行く。



ススキの間から、最初のピークらしきものが見える。





10分ほど緩やかな山道を行くと急坂となる。

15分ほど踏ん張ると、原始林経由と県境経由とに分岐する。
左へ県境登山道を行く。



また、急坂を踏ん張り10分ほど行くと前から子供の声がする。
若い夫婦と、幼稚園ぐらいの男の子とお姉ちゃんが、休んでいる。

分岐から20分くらいで、小檜曽山モミ千本の標識と小さな祠がある。

此処で先ほどの分岐と交わる。

ここで、コーヒータイムと行動食。今日はカレーパン。



千本有るかどうかは解らないが、立派なモミの木の林が続く。



もみの大木が沢山根こそぎ倒れている。
(千本なくなっちゃうよ〜!)
やっと見晴らしが良くなると、笹原に飛び出す。



左前方に牛の背と天狗塚が見えている。
残念なことに、かなり霞んでいる。

振り返るとモミ千本の樹林帯が見える。



コメツツジとササの中を行く。
ミヤマクマザサは、近くで見ると青く見えるが、遠くから見ると、茶色に見える。

祖谷の山々が、青空の下美しい。



9時40分 小檜曽山分岐に着く。

右は、小檜曽山への登山道。

帰りに寄ることにし、矢筈山へ向かう。



急に、風が強くなり寒くなる。

二人ともジャンパ−を着込む。

小さなピークに着くと土佐矢筈山が遠くに見え出す。

このピークにも小檜曽山の看板有り。

にせ小檜曽とか、旧小檜曽とか言うらしい。

どうも以前来た小檜曽山は、このピークだったようだ。



ニセ小檜曽山を越えて土佐矢筈を目指すと、強風に加えて、冷たいものが頬に当たる。

南側を見ると晴れているが、稜線の北側は、真っ黒なガス(雲)が湧いてきて、
目の前に見えるはずの牛の背も天狗塚も全く見えない。



一度鞍部に下りて、100mばかし登り返す。
益々、天気は悪くなる。

ダブルストックの男性が、走るようにやってきた。
挨拶をしてもわき目もふらずすっ飛んで行った。

あまりの天気の激変に今日はここで引き返そうか?
と話し合っているとベテラン風の夫婦が矢筈山から下りてきた。

天気が悪くなりそうですね。
と話しかけると、いや時雨みたいなものですよ!と言って去っていった。

時雨なら直ぐ回復するだろうと、朝露に濡れた笹の中を登っていく。



振り返ると、小檜曽山方面もガスがかかり始めている。

笹原の中の大石。



寒さに震えながら最後の坂を登る。
アリラン峠から登ってくる道もよく見えない。

やっと、頂上到着。10時40分。

単独行の男性一人と7人のパーティーが一組。
アリラン峠から登ってこられたようだ。



風を避けて、南側で昼食。

突然アラレが降ってきた。
最悪。風を避けていてもほっぺたや鼻が痛い。

目の前の天狗や牛の背は勿論、綱附森さえも全く見えない。

かろうじて綱附森の駐車場に、車が沢山停まっているのが見える。

南の空は晴れている。

丁度この山が境で天候が変わっているようだ。

先ほどのベテランがしぐれのようなものと言っていた。

直ぐに晴れるかなあ?

天狗を目の前に見てみたいと、コーヒーを飲みながら待機...

続く

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